美術部アニメ

食っちゃ寝生活が続いておりまして、4月のデッサン会はお休みしてしまいました。くすん。
家でも殆ど描けていなくて辛いですが、少しずつ起きていられる時間が長くなってきたので、今月は鉛筆デッサンぐらいならできるようにしたいです。

今季のアニメも大体出揃いましたね。
大抵、「絵が綺麗か」「面白いか」みたいな基準で選んでいるのですが、一つだけ変わった基準で見ているのがありまして。

「かんなぎ」です。
ストーリー自体はパッとしない男の子の元にカワイ子ちゃんが転がり込んで…という伝統的なもので、普通だったら切り捨てていたかもしれないんですが、主人公の男の子が美術部所属なんですよ。もうこの美術部のシーン見たさに見続けているわけでして。

第一話 : 主人公の男の子が木彫で女の子を彫っていて変だなと思ったんですよね。普通の高校生が家で木彫を作るってなかなかないじゃないですか。でも「日常」には仏像好きが嵩じて仏像を彫る女の子が出てきてたし、「高校生の間で木彫が大ブーム!」とかなのかなーと (違

第二話 : 木製の油彩パレットを水で洗うシーンがw いやー洗えないこともないけど、折りたたみの金具が錆びたり、ニスがはげたところから水がしみこんだりするからやめたほうがよろしいかと。ウエスでぬぐって溶剤で洗ってねw 後半には美術部顧問の先生が地下収納をアトリエにしてるシーンがあったんだけど、それはやめたほうがいいと思う。絶対蓋の上にラオコーンとか乗せられてえらい目に遭うから。

第三話 : ジェッソを買いにいくシーンがあったんだけど、ビニール袋に大量に入れたジェッソってあんなに軽々とは持てないはずw 不良に絡まれた女の子を救出するシーンで鈍器として使ってたけど、袋いっぱいのジェッソで殴られた不良の男の子が心配で心配でおばちゃんは夜も眠れません。

いやー面白いですわwww 美術部のシーンになったら教えて状態ですwww

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アイコン画像。
カンヴァスの目が見えているとおり、プリマなんだけど薄く三層塗っただけなのでかなりの薄塗りです。

バロックの巨匠たちも、厚塗りに見えて、実は意外に薄塗りです。もちろん技法上、暗い部分が薄く、明るい部分になるにつれ厚塗りにはなりますが。
ちなみにルネサンスの頃は全く手順が違っており、逆に明るい部分が薄く、暗い部分が厚くなります。
音楽もそうだと思いますが、ルネサンスとバロックの間には技法上の大きな断絶があるようです。

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4ヶ月が終了

国際棋戦はなかったことにしたくなる今日このごろですが、残念な結果とはいえLG杯に若手が大勢参加してわりと上まで残ってくれたのは嬉しいかぎり。
体調がよければ三人の似顔絵でもと思っていましたが、病院通いなうえに食っちゃ寝状態で申し訳ない。
元気になったら描くよ!


2012-04-23 16.55.32

終わってしまいました。
うーん、技法上グレーズからプリマへの移行を計っていた時期だったこともあり、なんだか半端なかんじになってしまいました。
あと色が多すぎる印象です。一旦、白+ローアンバーぐらいで潰して色味を押さえてみようかな。
そうすると公募には間に合いませんが、中途半端なものを出すよりはいいのかも…。

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こちらは完全なプリマ。これで完成とします。
シャツは荒いタッチを残してみました。

今回初めてサインを入れました。なんでもサインを入れていない絵というのは、ネットで公開した際に「著作権を放棄している」と見なされるのだそうで、それはさすがに嫌なので。でももう少しかっこいいサインにしたいなー。なー。


ちょっと最近ぐーぐるさんが怖くなってきたので画像はFlickrに上げることにしました。他のものも順次撤退中…。

じゅうたん

見たか婚約パワー!

いやあ十段防衛おめでとうおめでとう!
実は上辺白に生きがあり、生きていれば黒が投了だったのだそうで、詰碁の棋聖にまさかそんなことが。碁盤には魔物が棲んでいるとしか思えませんなー。
とにかくほっとしましたわー。落ち着いて制作できますw
それにしても初めて描いた将棋の棋士が渡辺さんでも森内さんでも羽生さんでもなく、いおたんってどういうこと…。

あんまり意味がないけどフルサイズバージョンはこちら。
囲碁イラスト2012にも置いておきました。

ちょっと体調がすぐれず家でまともに制作できてないので、絵具箱の中を。

右からライトレッド、ローシェンナ、イエローオーカー、ビスマスイエロー、テールベルト、コバルトターコイズ、コバルトブルー、ミネラルバイオレット、ローアンバー。左側のは上からファンデーションホワイト、シルバーホワイト、ローアンバー(インプリマトゥーラとカマイユに使用)。

ちょっと奥さん! 100均で売ってる製氷皿に絵具のチューブがぴったり9本入るってご存知でした?
いやーこれ便利ですわ。買ったものの使っておらず、でもいつかまた使うかもと思って取ってある絵具がいっぱいあるので、いくつか買って整理しようと思います。

最近ヴェルネが増えてきました。ローアンバーとか正直ヴェルネにする必要あるのかなーと思ったのですが、全然色が違うのでびっくりしました。
HOCだとかなり暗い色なんですが、ヴェルネだときれいな色です。
かなりお高めですがちまちまとしか使わないうえ、色数も少ないので徐々に入れ替えようと思っています。
本音を言うともっと減らしたいんですよね。土系顔料の色が好きなので、全体を土系でまとめて、土系がないものだけコバルトとか使っていますが、あと2色ほど減らして全体のトーンを落ち着いたものにしたいと思っています。どれを減らせるか試行錯誤中…。

あと1回! いよいよ大詰めです。
もっと空気を描くつもりで。最終的にモチーフが人物でなくてもいいくらいに。

謎を残す

Skさんが折角買ったパソコンが宝の持ち腐れになりそうなので、大枚はたいてパソコン教室に行くというのをStさんと二人で全力阻止。
Stさんが遠隔で教えてあげることになりました。とりあえず無責任に「ブログ作ろうよ!」と言っておきましたw
Skさんは大阪市立美術館の美術研究所の油彩を修了されているだけあって、技術力のある方です。ご謙遜されていますがH日会にも入選されていることでも実力が分かります。
ブログが楽しみです♪ Stさんがんばれ。 (あくまで無責任)

だって私の周りってやりたいことごにょごにょ言ってたらコマンド名が飛んできて、暇だったら全自動化するスクリプトとか書いてくれる人ばっかだったんだもーんw


いつも、謎を残すように心がけています。
隅々まで明晰で、なにが描いてあるか、ひと目で分かってしまうと、画面の前にいつまでも留まって見ていよう、とはならないように思うのです。

謎を残すにはいくつか方法があって、一つはヤン・ファン・アイクのように、どんなに拡大していってもなにか描いてある、というぐらい緻密に描く方法。
なにしろ制作後500年も経ってから「ここにこんなものが描かれている!」と発見されるほど。
現在ゲントの祭壇画が大規模な修復に入っており、またなにか見つかるかもしれません。
ただこちらは神のごとき描写力を求められます。即却下w

もうひとつはバロックのように闇に沈めたり、印象派のように陰の色を明るめに取って全体のコントラストを下げるなどして、一瞬で全体が目に入らないようにする方法。
こちらならなんとかアプローチできそう。
ということでもやもやと明るい霞のかかったような画面にするのにいつも苦労していたりします…。

あと、モチーフ自体が謎めいている、という方法もありますが、これは素人がやるとシュールなものになりがちなのでやはり却下です…。

ちょっと! あと2回ですよ! 大丈夫か!

もうローアンバーで沈めたり、ミネラルバイオレットやコバルトターコイズで霞のようにぼかしたりしていく過程が延々と。
最後にファンデーションホワイトで掘り起こしとハイライトを入れて終わりたいのですが…

ただ、眺めている時間が増えてきたので、徐々に収束してはいってるはず…です。
5月になってもしばらく木曜日に手を入れることになるかと思いますが、間に合うのか…?

初めてまともなプリマで描いてみました。
プリマで描くにしても、一旦大枠を完成させたあと延々といじるものと、一発で終わるものがあると思いますが、これは毎月のことなので、加筆するにしてもあと一回ぐらいにとどめてみたいところ。納期を意識した描きかたもしていきたいので。

対局後って髪が乱れたり紅潮していたりするのも魅力なんですが、それにしてもこの方の場合対局前と違いすぎるような…w

少色パレット

さすがにストレートとはいきませんでしたね。観戦する楽しみが増えたと思っておきましょう…。


森ノ宮の Stさん (あまり意味のない伏字w) は6色で描いておられます。濁りがなくてとても綺麗です。

3原色および、それを拡張した6原色の場合、一般的には濁りなく大抵の色が再現できることを狙っています。

ユニークなのは Zorn Palette でしょうか。使う色は文献により若干異なりますが、「アイボリブラック、イエローオーカー、カドミウムレッド(ソースによってヴァーミリオンだったりクリムゾン系だったりします)、チタニウムホワイト」の4色。信じられます? 有彩色が赤と黄のたった二色なんですよ!

もちろん必要ならヴィリジアンやセルリアンブルーを加えていたようですが、基本はこの4色。
「そんなんで描けるか!?」と思った方はぜひGoogleの画像検索で「Anders Zorn」を検索して見てみてください。人物画などはほぼこの4色だけで事足りています。
以前古典の巨匠たちがわずかな色だけであの豊かな色彩空間を構成していたと書きましたが、当時青系の色はあまりいいものがなかったことを考えると、この構成は実は古典に忠実であるとも言えそうです。
それにしても、腕さえあれば道具なんてわずかでいいということを思い知りますね…。

どうしようどうしようと思いながら進めていましたが遂に本棚を描きました。詳細に描きすぎない程度にして、どんどん潰していく予定です。
最終的に本棚かどうか分からなくなってもいい感じで。

自由制作日のデッサン。
わかった、この人ウマヅラっていうより、正面から見たときえらく細いんだわ。ギリシャの人ってこんなに顔細いの!? ウソみたいなんですけど。

手元にある写真がフラッシュを焚いたもので、表情はとてもいいのに描きづらくて仕方なかったのでネットの画像から起こしました。
個人的にはフラッシュを焚いていい絵が撮れることってあまりないので、できれば焚かないで… > カメラマンさん。
プリマで描いて、できれば次で完成したいと思います。