グレー下地

グレーの下地から描き起こす方法を試しています。

古典絵画で、真っ白な支持体から描き始めることは稀だと思います。
大抵は褐色下地ですが、ルーベンスなどにグレーの下地から始めていると見られる作品があります。
褐色下地だと大きく黄色に倒れた感じになりますが、グレー下地だと若干青に倒れた寒色の作品に仕上がります。
その色合いが美しいので、ちょっとやってみたかったのです。

2013-06-09 00.18.46

グレーといってもいろんな色合いがあり、これは何も考えずチャコールグレーみたいな色にしてしまい、大変苦しみました。
結局、暗部を暗紫色で塗り直しました…。
6月30日のヌードデッサン会でオイルスケッチを試みようと思っており、暗紫色の下地で臨もうかと思っています。暗紫色といっても明るいのから暗いのまで、赤っぽいのから青っぽいのまでいろいろなので、どの程度の色味がいいのか、もう少し検討したいです。そういえば森ノ宮のStさんがいつも明るい紫色の下地からスタートされていたことを今ごろ思い出す…。

2013-06-09 00.19.30

最近のパレットはこんな感じ。
右から白(ファンデーションホワイト+シルバーホワイト)、ライトレッド、イエローオーカー、セルリアンブルー、ウルトラマリン、ローアンバー。
ただし今回は習作のため、余っているテラローザ、ローシェンナ、セルリアンブルーヒューを使っています。これを使い切る頃にはもう少し上達しているといいな…。
黒はやはり少しきつすぎるのと乾燥が遅いのとで、白+ライトレッド+ウルトラマリン+ローアンバーで暗紫色を作って、それを黒の代用としています。
マルスブラックだと乾燥も速く癖のない色だそうなので、今度試してみようかと思います。

色が少ないと混色も楽だし、使う筆も少なくて済むし、準備や後片付けも楽でいいですね。


この間に行った展覧会 : 白日会、松下裕恵先生個展

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