私の手帳

私ずーっと手帳ジプシーだったんですよ。
毎年秋にワクワクしながら手帳売り場を物色し、ネットでも探し、文具雑誌の手帳特集を読んだりして、今年こそこの手帳を一年使うぞ! と決心するものの、3か月もすると気に入らないところが目について使わなくなってしまいます。奇跡的に一年使い続けて、2年目に突入してすぐに使わなくなったものもあります。
それで諦めて自作し、一年と少し経ちました。
手作り感満載すぎて、人前で出すのはちょっと恥ずかしいのですが、自作しただけあって自分の希望をほぼ満たしており、少しずつ改良しながらずっと使い続けていくような気がします。

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表紙。サイズはA6です。
展覧会のご案内をたくさん頂きますが、今は育児と病気で大抵は行けません。
保管しておくと嵩張りますし、かといってそのまま捨ててしまうのも勿体ないので、一度手帳の表紙として使ってから捨てることにしています。ただ、葉書はA6よりほんの少し小さいので、A6サイズの葉書に貼り付けています。

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スケジュール欄。日付や曜日も手書きで、手作り感溢れすぎです(笑)。
用紙は5ミリ方眼のレポート用紙をA6に裁断したものです。
予定は鉛筆で書き、終了したら顔料インクのペンで書きます。
たまたま黒と青を使っていますが、特に色分けに意味はありません。

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メモ欄。このページには気になる画家の名前を書き留めています。

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日記欄。リングが邪魔になるので基本的に右のページしか使わないのですが、一日一枚スケッチや模写をすることにしていて、手帳を上下逆にして日記の裏に描いています。

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スケッチブック。ここには日々のスケッチや模写以外のラクガキやラフを描きます。A6のクロッキー帳をばらして綴じています。特にこだわりはないので、ストックがなくなったらコピー用紙でいいや(笑)。

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裏表紙。日洋展の案内葉書がA6なので使っています。
古くなったら展覧会の葉書を貼って表紙にします。

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いつもの美術解剖学。
今模写している本を全部模写し終えたら、美術解剖学と普通の絵の模写とを交互にやろうかなと思っています。

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アルラ・プリマとオイルオンペーパー

私はこんな色遣いの割に、古典寄りの手順を踏まえて描いていて、まず単色でエボーシュを行い、それが乾いてから固有色を何層にも塗り重ねて制作しています。もちろん時間はかかりますが、油絵具の透明性を生かして下層の色を見せることで、少ない色数で複雑な色味を出している…つもりです。
ただ、締切があるものなどはこんな悠長な技法で描いていられないので、前々からアルラ・プリマを習得したいなと思っていました。
少し時間ができたのでやってみました。しかもおそらく人生初の自画像です(笑)。

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まずは自撮り。ネクタイは好きで何本か持っています。これは珍しい女性用のもの。首の細い私でもシングルノットで締めることができます。

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これをアトリエに転がっていたF3のカンヴァスにベネチアンレッドで転写。

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普通はトレース線を一旦乾かすのですが、今回はすぐに描写に入ってみました。ベネチアンレッドの着色力に苦しむ…w
お迎えの時間が来たのでここで一旦終了。なんだか実物より女性的です…。

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ちょっとでも精悍な感じにしようとしたのですがなんだかますます実物と乖離していってる気がします…。
今回は一旦ここで筆を置いてまた後日手を入れようと思います。
今まで自分には無理だと思い込んでいたのですが、まあまあどうにかプリマでも描けそうな気がしてきました。
トレース線はもう少し淡い色にしたほうがよかったですね。


もう一つやってみたかったのがオイルオンペーパーです。
目止めもしない紙に直接油彩で描くため、油が紙に吸収され、乾くのを待たずに塗り重ねることが可能で、早描きに向いていると言われている技法です。
やってみました。前回のエントリで描いていると言っていたファンレターです。

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結論から言うと、一層目は塗った端から紙に油が吸われるため、ものすごく塗りづらいです。
二層目からは普通にカンヴァスに描くのと殆ど変わりません。
うーん、これならジェッソ塗ってから描いた方が描きやすかった…。
しかもこれ写真では分からないかもしれないけど葉書大なんですよ。
葉書ってもうミニアチュールと呼んでいいサイズだと思うんですが、最近大きなものばかり描いているため、描きづらくて大変でした。少なくとも極細のコリンスキーは買わねば…。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、肌の塗り方を掴みかけている気がします! ありがとう六冠!
ファンレターなんて、ほぼ見られることもなく箱とかに放り込まれて、溜まってきたら捨てられちゃってるんだろうから、練習を兼ねてバンバン描いてガンガン送ってしまおうw

以上、時々こっそりやってる実験でした。